作って集める
趣味のひとつとして少し地味なものもあります。
それが何かを作ったり、集めたりするような趣味です。
主に子供時代にそういう趣味を持った人というのは多いのではないでしょうか。
そのうちのひとつがプラモデルです。
特にプラモデルは男の子の間ではとても流行った趣味です。
プラモデルというのもいろいろな種類があります。
一番の人気は自動車のプラモデルや、戦艦、あるいは戦闘機などでしょう。
戦艦や軍艦、戦闘機などは他の私たちが今日常的に目にする乗り物に比べるととても構造が細かいです。そのために作りがいがあります。
細かいところにまで気を配らなくてはならないので、ひとつひとつを接着したり加工したりするのに時間がかかります。
そこがやりがいを感じるところでもあるでしょう。
これがもし簡単にできてしまったとしたら、それほどつまらないものはありません。
ひとつの戦艦などをじっくりと時間を掛けて作り上げるところに醍醐味があるのです。
また、プラモデルの多くは彩色がされていないので、自分流にアレンジすることができます。
それもまたプラモデルの魅力のひとつです。
もちろん、ベースとなるデザインというのはあり、それに忠実に従っても良いのですが、少し自分でデザインを変えたり、色を変えたりするとまた違ったものができます。
世界でひとつだけのオリジナルの戦艦や軍艦、戦闘機を作って楽しむという楽しみ方もあるので、幅が広がるのです。
プラモデルの種類
さらに、プラモデルの面白いところは、そういった乗り物だけではなく、他にもいろいろなものがあるということです。
歴史が好きな人は日本の城や外国の城を組み立てたいと思うのではないでしょうか。
世界にはさまざまな城があります。
そしてその城というのは権力の象徴でもあったので、普通の私たちが住む家と比べるとずっと豪華絢爛で、見た目も立派です。
ですから、プラモデルで作る時も、作りがいがあるのです。
大きな城を作り上げた時などは、まるで自分の城を持った気持ちになるのではないかと思います。
それだけの達成感はあるでしょう。
また、これも乗り物のプラモデルと同じように、彩色されていない場合が多いので、自分流にお城に色を塗ることができます。
そういうところも面白いところです。
また、そういった大きなプラモデルだけではなく、もっと小さなプラモデルというのも存在します。
それがたとえばジオラマ系のプラモデルです。
ジオラマというのは町を再現したものなのですが、駄菓子屋さんとか、昔懐かしい民家などをプラモデルで作ることができるようになっています。
実際の大きさの何分の1という寸法で作られているのですが、すべてを同じ寸法で揃えることによって、ひとつの町並みを作ることができるのもジオラマプラモデルの魅力と言えるでしょう。
そういうのを趣味として作ってみるのも面白いかもしれません。