手話

手話を実用できる趣味として習ってみませんか

耳の聞こえない方とコミュニケーションをとりたい、たくさんの方と色々な方法でつながりたいと思っている人にオススメの趣味が手話です。
レクチャー本や指導書などが多数出ていますし、CDや通信教育などで画像、映像を利用して覚えることもできますが、役場などで手話勉強会などが開かれることもあり、案外覚える機会が多いと感じられるのが、手話なんです。

手話を趣味として勉強し、コミュニケーション手段として地域の手話コミュニティなどに参加されるのもいいですし、何かのイベントなどの際、活躍できるという事もあります。

手話というのは?

手話というのは、手で話をします。
目でその手話を「聴いて」言葉の意味、相手の方がいおうとしていることを知ります。
ろうあ者の方々と聴者がコミュニケーションをとる手段として用いられている手段です。

実は手話にも種類があり、日本手話と日本語対応手話というものがあります。
日本語対応手話というのは、聴者が利用する日本語通りの単語を並べて手話を表現する事で、日本手話は日本語とは異なる文法で自然な手話です。
多くのろうあ者の方々は、日本手話を利用しています。

手話は様々な表現、意味を持っていますが、方言、性別、世代によっては表現方法が異なる事もあり、年代によってたまに手話の単語が通じず、あれ?と思う事もあります。
でもこれは、聴者にとって東北弁を初めて聞いたとき、何を言っているのかわからないという事と一緒で、しっかりと表現がわかる様になれば、理解できることと同じです。

また、手話の単語には、1つの単語で同じ意味を持つこともあり、夏、暑いという言葉は同じ手話で表現されます。
そのため、手話の指の動きだけじゃなく、相手の方が何を伝えたいのか?ということを表情や文脈の作りによって理解する事も必要です。

伝えようとする気持ちをもって手話を習おう

手話の技術を習得するということもとても重要な事ですが、手話以前に、コミュニケーションがとりにくい同士でも、お互いに伝えよう、理解しようという気持が大切です。
声というコミュニケーション手段が利用できないという時でも、手話によってコミュニケーションがとれますし、話が出来ないという場合でも、口の形、表情からその気持ちや言いたいことを理解する事が出来ます。

英語やそのほかの言語を習うのと同じように、初歩から少しずつ、手話の単語、会話の組み立てから、表情の読み取り、表現ある手話などができるようになっていけば、自然とコミュニケーションが取れていくでしょう。

ろうあの方、その他の方々とも幅広くコミュニケーションを積極的に取りたいという人に、手話の趣味は非常に深い意味を持つものとなるでしょう。


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