美しい銀世界で楽しめるウインタースポーツ「スキー」
昔ロマンチックなスキー映画が放映され、バブル全盛期だったころ、スキーブームが起きました。
スノーボードが流行し一時期スキーよりもスノボーを楽しむ若者が多くなりましたが、いつの世もスキーを楽しみにしているスキーヤーがいます。
世界から見ると日本は世界でも有名な積雪量を誇っているということをご存知でしょうか。
雪が降らない地域にいると日本国内が積雪量の多さを誇るなんてわからないのですが、実は非常に積雪量が多く、世界中のスキーヤーから注目される国なのです。
パウダースノーを楽しめる季節には世界各国から多くのスキーヤーが日本の雪を楽しみに訪れます。
スキーと一口にいっても多くのスタイルがある
スキーといえば2本の板とストックで楽しむウインタースポーツというイメージがあります。
しかしスキーはモーグルやエクストリーム、バックカントリースキーなど、様々なスタイルで楽しむことができます。
モーグルは世界大会で日本の選手が活躍し表彰台に上ったなどから知られるようになり、アクロバティックな競技に魅了された方も多いと思います。
複数のこぶを滑り降り、コース内の2つのエアを飛び、かかった時間とエアの難度などから順位が決まります。
こうした競技のほかにも、バックカントリースキー、コースではない山の斜面を滑るスキーも人気です。
山スキーとも呼ばれますが、高度な技術を持っていないとすべりこなすことが出来ず、またスキー場によってはバックカントリースキーを禁止している所もあります。
エクストリームは様々なスポーツの中でブームとなっているもので、スキー競技の場合、パラシュートを付けて山の絶壁から飛び降りるなどの命知らずなスキーです。
非常にダイナミックですが、もちろんこれも上級者にしかできない妙技です。
実は気軽なウインタースポーツであるスキー
スキーに行くというと、板、ストック、ウエア、ゴーグルにグローブなどを準備しなければならない面倒さがあると考えている方も少なくありません。
昔はこうしたスキーグッズをそろえる必要がありましたが、現代ではこうしたスキーグッズをレンタルで利用できるので、温泉にきてスキー場をみつけちょっと滑っていこうかということも可能なのです。
またスキーは難しいスポーツではなく、スノボーよりも安定して滑る事が出来ますし、インストラクターについて練習しなくても、それほど傾斜が少ない初心者コースなら、藩地位すると転びつつも何となく滑る事が出来るようになります。
もちろんインストラクターから教えてもらう方がしっかり滑る事が出来るようになりますし、倒れ方等も習うことができるので怪我のリスクを減らすこともできます。
滑る事が出来るようになるとはまります
スキーはスピード感があり、真っ白なゲレンデを颯爽と滑っていく開放感がたまらないスポーツです。
上手く滑る事が出来るようになると、スピードを出しても滑る事が出来るようになり、次第に板の感覚、雪質等も理解できるようになってきます。
風と一体になったようにゲレンデを滑り落ちていく感覚はスキーならではです。