写経に挑戦
写経は本来修行僧が行う修行のためのものです。
ありがたい、お経を書き写す修行僧の授業ですが、趣味として行う写経は般若心経を書き写すことになります。
字を書くのが苦手な人でもお手本の上に半紙を重ねてなぞることで写経を行うことができます。
そのため、だれでも手軽に始められる趣味といえます。
お寺に関係する趣味でご朱印をお寺などでもらう事が流行していますが、本来ご朱印は、般若心経を納めた証拠としていただくものです。
そのためお寺によっては、般若心経を納めないとご朱印をもらえないところもあります。
写経は他の趣味とも関連のある非常にありがたい存在です。
般若心経の写経を行うときには、決まり事があります。
写経を行っている時は、どのような場合でも書き始めから書き終わりまで、他の作業を行わずに一心不乱に行うのが正しい写経のやり方です。
写経をしている途中で、宅配は来たことやトイレにいくことで中座することができないのが写経のルールです。
このルールを守らないと写経の意味がありません。
写経の魅力に触れる
写経で行う般若心経は仏教のお経となっており、いろんな宗派で唱えられている非常にありがたい言葉が集約されています。
写経を行うのに向いている人は、普段忙しい生活をしている人、ストレスを感じている人などが、写経を行い心をゆっくり鎮めると同時に考え事をせずに頭を空っぽの状態することができます。
写経で行う般若心経は300字に満たないですが、間違わないように書く事は集中力は非常に必要なものです。
通常の文書であれば10分程度で書ききることができますが、写経の場合には、より長く書くことになります。
その代わりに般若心経を書き終えた時の達成感は非常に気持ちの良いものです。
最近では、集中して文字を書き写す指先の作業が脳を活性化することにつながるといわれており、認知症予防にも効果があると言われています。
物忘れが増えてきた人でも手軽に行える趣味だといえます。
写経を始めたい
写経を始めるには、必要な道具として半紙と半紙に書く筆記用具あれば大丈夫です。
半紙なので、筆や硯が必要だと思われますが、筆ペンで対応できるので手軽にはじめることができます。
般若心経のお手本については、写経用の般若心経についてインターネットサイトから入手できます。
また、お手本に直接書くことができる半紙も販売されております。
自分で好きなものを選ぶことができるのでやりやすい方法で写経をおこなっていきましょう。
ネット通販や大手の文房具店であれば、写経セットの販売もしています。
必要な道具を準備するには便利です。
自宅で行う写経に満足できない人は、お寺で写経を行ってみる方法があります。
どのお寺でも写経行えるわけではありません。
写経の体験をしているお寺に連絡をすれば日時を教えてくれて参加することができます。
筆や硯などの道具も用意されていることもあるので手ぶらで参加できるお寺もあります。
般若心経を書いた用紙は奉納料を払ってお寺に納めることになります。
そのため、日付や氏名、住所と願い事を書きましょう。