スコアアップを目指すには
高いスコアを目指すには、ボウリングの基本的な投げ方を身につける必要があります。スコアがなかなか伸びない方に向けて、今回はスコアアップするためのポイントを紹介します。
力まないことが大切
フォームを習得するためには、余分な力を抜くことが大切です。力が入り過ぎているとフォームが崩れやすくなり、手首やひじのけがにつながります。
ボールに回転をかけようとすると、指や手首に負担がかかり、不自然なフォームになってしまいます。
また、リリース時に足元がぶれると、狙いが定まらなくなることも。
しかし、力を抜きすぎるとボールが投げられません。力を入れるところは腕ではなく体幹です。お腹に力を入れて安定した状態で投げましょう。
振り子をイメージする
振り子の動きをイメージすると上手にスイングできるようになります。肩を支点に、力を入れずスイングしてください。ボールの重みをうまく使いましょう。
基本的な投げ方
助走は4歩で
ボウリングの助走は人それぞれですが、多くの人が4歩から4歩半でボールをリリースします。
右利きの場合、右手でボールを持って左手は軽く添えます。
1歩目は構えたボールを胸の前に出して、右足に体重をかけます。
2歩目からスイングしますが、腕の力で振りかぶるのではなくボールの重みを感じながら肩を始点に動かしましょう。
3歩目は振りかぶっている状態です。
4歩目でリリースするときは、踏ん張ります。右足に乗った体重を左足に移すイメージで投げると勢いよくボールが投げられるでしょう。
全身を連動させる
ボウリングは腕の力で投げるのではなく、全身を使うスポーツです。上半身と下半身を上手く使っていないと、スコアを伸ばすことができません。
助走の練習は自宅でもできるので、イメージトレーニングをするだけでも効果的です。
誤った投げ方はけがの原因に
無茶な投げ方をすると、骨折などの大けがの原因になります。カーブボールを投げようとするけがのリスクが上がります。基本的なスイングを忘れないようにしてください。
カーブボールを投げるコツ
カーブボールを投げるには、ボールを放つ瞬間に親指の力を抜き、中指と薬指をひっかけるように回転させます。親指の角度は9時の方向に。
成功すればボールに強い回転がかかるでしょう。
親指を抜いた状態から投げる方法もあります。ボールを手のひらに包み込むように持って中指と薬指を浅くひっかけてリリースしましょう。
重いボールだと指や手首に負担がかかります。普段使っているボールより軽めのボールで練習するといいでしょう。