鑑賞することも趣味のひとつです

続ける事

趣味というと、どうしても何かスポーツをしなくちゃいけないんじゃないかとか、創作的なことをしなくちゃいけないんじゃないかとか思ってしまいがちです。
しかし、それだけが趣味と言うことはできないでしょう。趣味と言われてみなさんが思い描くもののひとつに、読書や映画鑑賞というように、ある意味では受け身的な趣味というものもあります。

中にはちょっとうるさい人だと、そういう創造的なものや体を動かすというようなもの以外は趣味とは言わないというかもしれません。
しかし、そんなことを言ったら、趣味といえば、スポーツか、物を作ることしか選択肢はないではないかと思ってしまうでしょう。
そうではなくて、芸術作品などを鑑賞するということも立派な趣味と言って良いと思います。

想像力から得るもの

多くの人たちはやはり、なかなか創造的なことに携わることはできません。
そのかわりに、その芸術にひたりたい、鑑賞したいという気持ちになるのだと思います。
そのためにはやはり芸術というものを鑑賞する力や興味も必要となるでしょう。

ただ黙って絵を見たり、映画を見たりするだけではなく、そこから何かを感じることもまたひとつの才能と言えます。
もちろん、だからといって評論を書かなくちゃいけないとか、誰かにそのことを発表しなくては趣味とは言えないというわけではありません。

ただ、やはりその映画を見たり絵画を鑑賞したり、あるいは音楽を聴いたりすることによって、何か自分の中で変化があれば、よりその趣味を楽しむことができるようになると思います。
そして、最近ではブログやツイッターというように、自分の意見を発信できる場がたくさん設けられるようになりました。
そういうものを通して、「あの映画は良かった」とか、「この音楽を聴いて感動した」というように感想を書き込めるようになってきたのです。

それによって多くの人たちは満足することができますし、あるいは自分と同じように共感を持った人と意見交換をしたり、感想を言い合えたりすることもあるでしょう。
このような鑑賞ということもまた趣味として考える時にはとても有効的だと思います。

私たちは芸術を鑑賞し、そしてそれによって何か多くの物を得るということもあります。
その本を読んで人生観が大きく変わったとか、映画を見て感動して人に優しくなれたとか、絵画を見て感性が磨かれたというような話は良く聞くことです。
そういった趣味を探してみるのもよいかもしれません。そうすれば、楽しみも増えることになるでしょう。


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