継続して楽しむ
趣味を見つけるのは難しいと思っている人は多いと思います。
趣味というのは、短い期間でやるものではなく、やはりある程度時間をかけてつきつめていったり、楽しんだりするものではないかと思います。
時間だけは買ったり、ごまかしたりできるものではありませんので、やはり自分で長く続けていくしかないですよね。
その長く続けられる趣味を見つけるのはどうしたらいいのでしょう。
いろいろとやってみることが一番なのではないでしょうか。
自分の興味あるものはあると思います。
それにトライするのはもちろんですが、一見、面白くなさそう、できなさそうと思うものでも、自分に向いているものがあったりするのです。
食わず嫌いならぬやらず嫌いというか。
自分が好きな色と似あう色が違うように、自分がやりたいものと向いているものは違うことも往々にしてあります。
また、やりたいと思わないものは、それがどういうものかをイメージで見ていることが多いので、実際にやってみたら違うものだったということも多くあります。
例えば釣り。
思わぬ魅力
ある人は釣りはじーっと我慢していなくてはならなくて、せっかちな自分にはとても向いていないと思っていました。
しかし、ある時、友人に半ば無理やりに連れて行かれやってみると、確かにじーっと我慢していなくてはならないけれど海を眺める優雅な時間や餌をつけている時間、擬似餌の豊富な種類にとても魅力を感じたそうです。
結局魚自体はあまり釣れなかったようですが、彼にとっては大きな収穫がありました。
特に海を眺めている時間は、普段のせっかちさを忘れて、無になったり、いろいろと考えなくてはならないことが整理できたり、とてもいい時間だったようで、それから毎週のようにいっています。
また別のある人は耐えて待つ時間はあるけれど、連れたときの感動はきっとすごいものだと思い、釣りに行きましたが、ほとんどの時間は釣れず待つばかり。たまに連れても小さい物ばかりで達成感もない。思ったようにいかないもどかしさにすぐにやめてしまいました。
それぞれの考え方、イメージの中でつくりあげたものに支配されていると、見えるべきものも見えなくなってしまいます。
自分ではちょっとと思うようなものでもやってみることで、何か収穫があるはずです。
釣りをやめてしまった人も、普通の釣りは嫌だけど釣り堀にいったら面白いようでしたので、また別の方向で、趣味と言えるものを見つけられそうですよね。
今は釣りを例にあげましたが、釣りでなくても、一緒だと思います。
とにかくトライしてみて、長く続けられるものをその中から探していきましょう。