音の趣味
新しい趣味を始めるときに、スポーツなどにするか、アウトドアにするか、文学的なものにするかなど、考えると思います。
今日は、趣味として楽器を始める場合について書きたいと思います。
楽器と言っても、いろいろとあります。
映画監督であり、芸人のビートたけしさんも、高齢という域に達してから、ピアノを習って今ではかなり上達しているようですから、年を取っているとしても、上達は十分に望めます。
そして、楽器は頭も手も使うことが多いので、ボケなどの防止にもなりますので、高齢の方にかえっておすすめしたいくらいです。
もちろん若いうちからやれば、かなりの上達が見込めますので、老後の趣味としてもそうですし、楽しみも増えます。
老若男女分け隔てなくできるというのも、楽器の特徴であり、皆でセッションなどをして楽しめるというものうれしいですよね。
ただ一つだけ気を付けなくてはならないことがあります。
楽器を趣味している人には、つきものの悩みである練習場所です。
音を出す環境
防音の部屋を持っているという人は、そういないと思います。
アパートでも普通の家でもマンションでも、隣近所というのは必ず存在しますし、気を使わなくてはいけないです。
ご近所トラブルに発展することもめずらしくありませんでした。
例えば、夜9時以降は練習しない、早朝からは練習しないなど、細かく気を使いながら、練習するので、上達も思うようにいかなかったりすることも。
以前は、楽器を練習する場所というのは、本当になかったと思います。
そのせいで、楽器を趣味として始めるのにも抵抗がありましたし、防音の部屋を持っているようなお金持ちの趣味と思われてきました。
しかし今は、音のでないようにするピアノはもちろんですが、金管楽器にもサイレントブラスという、消音装置が発売されていたりして、音に随分配慮しながら思い切り練習ができるようになりました。
上達したら、思い切り音をだすためにスタジオを借りて大きな音を出して練習した方が、楽器の醍醐味というのは味わえると思いますが、最初のうちは、音も未熟ですから、大きな音を出すことよりも、姿勢だったり、指使いだったりを体に覚えさせておく方が良さそうです。
「楽器」にはどんなものがあるのか、思いつく限りの物を書いておきます。
ピアノ・サックス・フォークギター・エレキギター・ウクレレ・トランペット・チェロ・ヴァイオリン・お琴・三味線などでしょうか。
この中でピンとくるものがあったなら、興味を持ったものがあったなら、まず音を聞いて体で体験してみるのがいいと思います。
そこから一生一緒に楽しめる楽器を見つけることができるかもしれません。