道の極み
皆さんは、芸道というのをご存じでしょうか。
芸道とか茶道、華道、書道などの道の事です。
趣味として芸道を始める場合にはどうしたら良いのでしょう。
日本に生まれたからには、日本特有の芸道を身に付けたいと思っている人が多いと思います。
しかし、芸道は、素人が学ぶには少し作法などが難しすぎますので、ネットなどで、学び始めるということがなかなかできない趣味でもあります。
芸道は、習いに行くというのがセオリーになっています。
カルチャーセンターなどは、街の至る所にあると思いますが、そのカルチャーセンターをのぞいてみると芸道をやっているクラスというのは、意外とたくさんあります。
よく見ると、同じカルチャーセンターで、同じものをやっているのに、先生が違うクラスがあります。
それは流派が違う場合が多いです。
芸道にはいくつかの流派によって成り立っていることが多いですが、どこにどのような流派があるのかなどについて、また芸道を趣味として始めるにはどうしたら良いのかについて、書いていきたいと思います。
流派とは、家元、宗家などを頂点としたピラミッド形で、技術を伝承して、継承していくという考え方です。
では、どんな流派を選べば良いのか、その選び方です。
道の選び方
華道の場合には、総合の華道展というのが開かれることがあります。
それを見に行って、自分の感性に合うものを選ぶのが、一番良い選び方でないでしょうか。
趣味として始める場合には、それほど流派にこだわる必要はなく、各流派の良いところを見て、自分がどのような華を行けたいのかという、心を基準に選ぶといいと思います。
茶道の場合も同様に、流派で選ぶというよりも、自分の心が動く教室だったり、先生との相性だったり、そちらの方が重要になってきます。
表千家や裏千家などは有名ですので、初心者には、続けやすいかもしれませんね。
書道の場合には、選び方として将来、人に教えたいかどうかというのが関わってくるかもしれません。
師範のレベルにどのくらいの腕が必要かが、流派によって違うからです。
しかし、趣味の範囲で楽しみたいというようでしたら、流派というよりも、他の芸道と同様に、先生との相性や、字の書き方などで選んだ方がいいでしょう。
結論としては、芸道の選び方として、流派には関係なく、趣味として始めるならば、通いやすさや費用など、環境を重視して選び、その入った流派の教えに従って、方法や、道具などを揃えていった方ということですね。
長く続けるつもりだからこそ、カルチャーセンターなども積極的に、見学に行くといいと思います。