1枚の紙から余計な部分をナイフで切り落とし、残った部分が作品になる切り絵。
作品の程度によりますが簡単に作成できます。
道具も100円均一で揃えられるので、初期投資もかからず始められるのも魅力です。
今回は、切り絵について紹介します。
用意する道具
・黒画用紙
・カッターマット
・のり
・カッターナイフ(デザインナイフ)
・切り絵にしたい絵
用意する道具はデザインナイフ以外100円均一で揃えられます。
カッターナイフでも問題ありませんが、デザインナイフのほうが使いやすいのでおすすめです。
また、手汗をかく方は薄手の手袋があると便利です。紙がふやけてしまうのを防いでくれます。
切り絵の作り方
下準備としてまずは型紙を用意。自分でかく、インターネットで検索したものを使うといった方法があります。
モノクロにしておくと作業がやりやすくなります。
続いて作成の流れですが、
1.型紙をカットする紙にホッチキスなどで留めておきます。入り組んだところや不安定な部分も留めておくと作業がしやすくなります。
2.紙を回しながらカットするので、紙の隅を折っておきます。
3.細かいところからカットを始める。刃を垂直にすると余計に切らずに済みます。大きなところからカットすると不安定になりやすく、細かい作業がしにくくなるため。
4.カットしたいところに刃を入れたら、刃先で軽く押してカット部分を落とします。取れない場合、裏側から切り目を入れておきます。
と進めていきましょう。
キレイに作るコツ
切り絵は、切り方が作品の良し悪しを決めるといっても過言ではありません。
一般的に正しい切り方について説明していきます。
切り絵は定規を使わずに直線を切りますが、注意したいのは切り始めと切り止めです。
きれいに切っているつもりでも最初と終わりはカッターナイフの刃が甘く刺さり、毛羽立ってしまいます。
キレイに切るポイントとしてカッターナイフの刃を短めに出して垂直に立てて、カッターナイフを引いてカットしていきます。
曲線をつくるにはコツが必要です。カッターナイフの軸を切りたい方向にひねりましょう。
一般的なカッターナイフだと直線で切ることを目的としているため、曲線切りにはあまり向いていません。
そのためデザインナイフがおすすめです。
それでも、コツをつかむためには練習が必要です。最初のうちは線をなぞっているつもりでもはみ出すことも。
また、切り損じて余計なところも切ってしまうこともあります。そのような場合は、テープでくっつけてしまいましょう。
慣れないうちはよくあることなので気にせずに進めてみてください。