ばら

タイが発祥のソープカービング

ソープカービングとは

カービングはタイが発祥の地で、儀式などで果物や野菜に装飾として模様を刻んだことから始まった伝統工芸です。
果物や野菜のように石けんを専用ナイフでバラやハートなどに彫刻したものをソープカービングといいます。
石けんの良い香りがして、果物や野菜と違い保存がきくのでプレゼントに最適です。

ソープカービングで使う道具

ソープカービングではカービングナイフという専用のナイフで彫刻していきます。
彫刻刀でも可能ですが、石けんは壊れやすいので極薄のカービングナイフを使います。
花びらやレース模様を彫るのには刃が薄くないと折れてしまうからです。

ソープカービングで使う石けんは市販されている石けんでも問題ありませんが、柔らかい石けんでないと彫れません。
そのため、購入したらなるべく乾燥させないように保管しておきます。
最近ではソープカービング用の石けんを販売するメーカーも出てきました。

ソープカービングの作り方

1.石けんの表面を洗いなめらかにします。
2.削りたい形に石けんを下書きします。
3.カービングナイフを使って彫っていきます。

初心者は、線の少ない下絵からスタートするといいでしょう。下書きに沿って彫ることになれていくのが大切です。石けんを彫る感覚をつかんでいきます。
細かい模様が彫れるようになったら、複雑な形に挑戦しましょう。

バラ

バラの作り方は、カービングナイフを平行にいれて、花びらを切り出していきます。
バラは何種類もあるので動画サイトから参考にしましょう。バラが彫れるようになると彫れるものの幅が広がります。

アルファベット

バラの上にアルファベットや文字を彫ってプレゼントにしたら喜ばれるでしょう。
文字が浮き出るように彫り、周りを花びらやレース調に掘り出すとキレイです。
ギザギザしてしまった部分は、水で溶かしてなめらかにできます。

お魚

バラのアレンジとしてお魚のソープカービングもあります。
バラの場合、三角型の切り込みから花びらを作りますが、丸い切り込みをいれるとウロコになります。
三角型の切り出しに慣れていればそれほど難しくないはずです。最後に目をつけて完成。
鯛などのおめでたい魚を彫ると、お祝いごとのプレゼントになります。

ソープカービングはプレゼントにも最適で、誕生日やお祝いへ訪問する際に喜ばれるでしょう。
石けんの香りと見た目が楽しめます。良い作品ができたら、ぜひお友達にプレゼントしてみてください。


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