団体と個人
ところで、サッカーや野球のような団体で楽しむスポーツというのは、初心者には少し敷居が高いところがあります。
昔少しかじったということであれば、良いかもしれませんが、まったくそういう競技をやったことのない人が、いきなり挑戦するというのは、中にはルールを最初から覚えなくてはいけないというものもあるので、すぐにできないかもしれませんし、そもそもそういう自分のやったことがないスポーツを趣味にしようという気持ちにもなれないかもしれません。
でも、何か体を動かすことをしてみたいと思う人は多いはずです。
そういう人たちにおすすめするのは、個人競技のスポーツです。
ひとりで取り組むことができるスポーツというのは、比較的初心者が多いのでチャレンジしやすいという利点があります。
一番ポピュラーなのは水泳でしょう。中には泳ぐことができないという人もいますが、スクールなどに通うことで、だんだんと上達していきます。
子供の頃と違って、怒られるんじゃないかとか、早く泳がなくちゃいけないんじゃないかという気持ちで泳ぐ必要はないので、やる気さえあれば、だんだんと楽しく泳ぐことができるようになるはずです。
子供の頃は水泳が嫌いだったけど、大人になって再チャレンジしてみたら、面白くなってきたという人も多いです。
ですから、近所に水泳スクールがあるかどうかを調べてみてまずは見学するのも良いかもしれません。
(参考サイト)イトマンスイミングスクール
最近は普通のジムでもプールを併設しているところが増えてきました。
そういうところでは、会員になれば、営業時間中、自由に泳ぐことができますし、無料で簡単なスイミング教室を受けることができるので、そういったジムに入会するのもひとつの方法です。
個人競技の種類
水泳以外の個人競技として盛んなのは、エアロビクスやジャズダンスといったダンス系です。
最近はフラダンスやフラメンコといった少し変わったダンス系のプログラムを用意しているところもありますし、それ専門のスクールも全国各地にあります。
また、そういった激しいダンスとは対極にあるのが、ピラティスやヨガというような体を整えるための運動です。
ヨガは体だけではなく、心も落ち着かせる作用があるので、忙しい現代人には最適の運動ということができるでしょう。
個人競技はその他にも、空手やボクシングといった格闘技系、あるいは器械体操のような体操系など、実に多岐にわたりますので、自分にぴったりものをみつけやすいです。
また団体競技と違って、自分のペースで進められますし、クラスも初級クラスやビギナークラスなどを設けている競技もあり、敷居が低いので、運動をあまりしたことがないような人にも気軽に趣味としてチャレンジすることができるのが魅力です。