ちょっとドキドキな趣味「廃墟めぐり」
色々な趣味があります。
例えばウインタースポーツ、マリンスポーツ、アウトドア、さらにフィギュアを集めるのも趣味ですし、アイドルの追っかけが趣味という人もいます。
ハーブを作ったり、お料理をブログにあげる事が趣味という方もいます。
趣味を持つと人生が二倍楽しくなる!ともいわれ、どんなことでもいいから夢中になれること、楽しめる事を持っている人は、キラキラ輝く日々を送っています。
さて、そんな趣味の中に今、ひそかなブームとなっている「廃墟めぐり」という趣味があるのとご存知でしょうか。
廃墟というと、すでに人が暮らしていない建物、利用していない建築物、土地などを指しますが、こうした廃墟に美しさや虚無的な芸術性を感じて、通う方々がいるのです。
かなりマニアック、でもいつでも始められる
ウインタースポーツも、最初のうちはマイウエアもマイボードも必要なく、レンタルで済ませておけばいいのですが、夢中になると自分のボード、スキー板などが欲しくなりますし、ウエアなど毎シーズン新しいものをそろえるという人も多く費用が掛かります。
しかし廃墟めぐりとなると?かかるのは交通費くらいでしょう。
もちろん廃墟めぐりをとことん楽しまれている方は、旅行気分でその地の旅館に宿泊し、温泉などに入るという方もいますが、中には、本当に廃墟に行くのみ!!という楽しみ方をしている人もいます。
お金をかけようと思えば、外国の廃墟まで足を延ばすなど、お金をたくさん掛けられますし、かけないようにという事なら、身近な廃墟さがしも楽しいものです。
廃墟めぐりに必要なグッズ
有れば便利という事で、絶対に必要というものではありません。
スマホはナビが利用できるので、スマホを持っていると便利です。
現在位置を特定できますし、廃墟に行く際、迷う事も多いのですが、スマホがあれば安心です。
足場が困難な場所に行く際には、ロープなどがあると便利ですが、廃墟めぐりを趣味とされている方々の中でも、ここまでの用意をしていく人はそれほど多くありません。
ただ、廃墟はどういった場所でも暗いので、懐中電灯などを用意していく方がいいでしょう。
廃墟は遺産的価値のある場所もある
廃墟といえば世界文化遺産として認定を受けた長崎の軍艦島、これも廃墟です。
日本の近代化産業を支えた場所で、長崎市の「端島」という場所です。
海底炭鉱によって栄え、明治から昭和にかけて東京以上に人口密度のあった島です。
しかし1974年、閉山となり島民は島を離れる事となり、廃墟となっています。
この他、教会、ホテル、さらに遊園地の廃墟などが廃墟としてクローズアップされ、その価値が高いと、廃墟を購入したいという人までいるといいますので驚きです。
廃墟めぐりは、その地、その場所に暮らしていた人たちの生活を思い、美しく朽ち果てていく建築物等に魅力を感じ、訪れる人が多いのでしょう。