コーフボールとは、男女混合で行う3.5mのコーフ(籠)にボールを入れる球技です。
コーフとはオランダ語で籠を意味し、ヨーロッパを中心に普及しています。
日本ではマイナースポーツですが、日本コーフボール協会が存在し、世界大会も開催されるほどのスポーツです。
バスケットにボールを入れることを競うので、バスケットボールに近いスポーツですが、細かな点で異なります。
今回はコーフボールについて紹介します。
コーフボールとは
バスケットボールとの違いは、ボールを持ってから2歩まで移動できますが、ドリブル禁止が一番の違いです。
コーフボールは男女それぞれが4人ずつ計8人が同じコートに入り競技をします。
男女平等にプレーができるようになっていて、まずは異性へのディフェンスが禁止です。
男性が女性へのマーク、女性が男性へのマークができないようになっています。
接触も厳禁で、ボール保持者への接触は禁止という独特のルールにより、落ち着いて味方を探せます。
コーフボールで、一番特徴的なルールがボール保持者が相手の腕一本分の距離にいる場合、シュートが打てないというものです。
接触がないので、ケガの危険性も少ないスポーツといえます。
コーフボールのシュート
コーフ(籠)がコート内にあるので、360度から打つことが可能です。
3.5mも高さがあり、相手が近くにいるとシュートを打てないことから、必然的に下がって打つ形になります。
そのため「両手を使ってシュートを打つ」女子バスケットボール選手のようなシュートフォームになります。
ダンクはルールで禁止はされていませんが、バスケットボールより45cm高いので、ダンクできる選手はかなり限られてくるでしょう。
老若男女ともに楽しめるスポーツですが、相手のディフェンスをかいくぐり、スペースを作るために動かなくてはなりません。
バスケットボール経験者からもまったく違うスポーツといいますので、バスケットボール経験者でなくても楽しめるスポーツです。