スペインで生まれたラケットスポーツ・パデル

ラケットスポーツ・パデルとは

パデル(padel)というのはテニスとスカッシュを合わせたようなラケットスポーツのことで、発祥の地はスペインです。
スペインのAlfonso de Hohenloheという人によって1970年代に考案されたパデルは、現在だとスペインやイギリス、ラテンアメリカ諸国などで盛んです。

テニスに似ているとはいえ、それほど専門性を必要とせず、初心者でも手軽に楽しめるのがパデルの特徴です。
本場スペインではテニスよりも人気があり、各地にパデルクラブが設置されています。
パデルのコートはテニスコートの半分、20×10メートルの長方形で、周囲が強化ガラスと金網で囲まれています。
周囲の壁を巧みに利用してプレイを楽しめるのがパデルの人気の秘訣です。

パデルを趣味としておすすめしたい理由

パデルはコートの大きさがテニスコートの半分であるため、走り回るために費やす運動量が少なく、初心者でも手軽に始められる点がメリットです。
年齢を問わず誰でも参加できるのがパデルの魅力で、1時間ほど練習することによって、すぐに実践に参加することができます。
ラケットもテニスのラケットよりも短いため、手や腕にかかる負担が少ないのもパデルが人気の理由です。

パデルのルールはテニスと同じですので、テニスをやったことのある人なら、すぐにプレイをスタートすることができるでしょう。
「テニスをやってみたいと思ったけれど、ハードでついていけない」という人にも、パデルは断然おすすめです。
テニスと比較すると運動量が少ないとはいっても、パデルのカロリー消費量は1時間あたり886kcalですから、運動をしたい人にもおすすめです。
テニスラケットのガットに相当する部分はパデルの場合、板状になっていますので、どの面に当たっても真っ直ぐボールが飛んでくれるのもパデルの大きな利点です。

パデルの始め方

パデルを始めるにあたっては、最寄りのパデルテニスコートを見つけることが大切です。
パデルテニスコートは日本国内に2022年3月末時点で19施設34面設置されており、まだまだメジャーなスポーツとは言えません。
近くにパデルテニスコートがないという場合には、「日本パデル協会(JPA)」に問い合わせをしてみましょう。
日本パデル協会は日本におけるパデルの普及や発展を目的に設立された機関で、2016年6月に設立、国内の競技人口100万人達成を目指して活動を展開しています。

パデルを始めるためには、バット(テニスでいうラケット)の他にシューズやウェアが必要です。
パデル専用のシューズ・ウェアもありますが、最初のうちはテニスのシューズ・ウェアでかまいません。


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