トライアスロンとは
スイム・バイク・ランの3種目を連続して1人でクリアするトライアスロン。
年齢や体力、性別を問わず自分のペースでトレーニングできるスポーツのため、老若男女問わず愛好者が増加しています。
国際トライアスロン協会では距離を以下のように規定しています。
総合距離 | スイム | バイク | ラン |
---|---|---|---|
スーパースプリント(12.875) | 0.375 | 10 | 2.5 |
スプリント(25.75) | 0.75 | 20 | 5 |
オリンピック(51.5) | 1.5 | 40 | 10 |
ロング(67~226.2) | 2~4 | 50~180 | 10~42.2 |
※単位:キロメートル
ロングになるとかなり大変ですが、初心者向けのスーパースプリントなら距離をイメージしやすくなると思います。
スイムはレースによっては室内プールで行う場合もあります。海を泳ぐのに恐怖心があるなら室内から始めてみるのがおすすめです。
トライアスロンに必要な物
スイム
競泳用の水着を使います。スイムキャップは大会で支給された場合、着用義務があります。
ウェットスーツの着用を推奨または義務づけられている大会があるので申し込み前にチェックしておきましょう。
バイク
ロードバイクが必要です。自分の体格にあわせたものを選びましょう。
その他にヘルメットやグローブも安全のため必須アイテムです。
ラン
自分の足に合ったシューズを履きましょう。
練習法
目標とする大会のスイム・バイク・ランを完走できるだけの力を身につけるために練習をします。
一気にこなす必要はありませんが、継続できる練習量で少しづつ力をつけていきましょう。
練習だけではなく、健康管理に気をつける必要があります。
トライアスロンは呼吸器・循環器系に負担の大きい競技で、経験者でも体調不良が起きやすいため、体の異常を感じたら休むことも大切です。
心電図などの検査は定期的に受診するようにしましょう。
スイム
海だと波や水温の変化があるので、それに対応した泳力を身につけます。
選手同士の接触もありますので、集団で練習するのが効果的です。
ウェットスーツを着ると浮力が強くなるため、泳ぎの感覚が変わります。着用義務のある大会に参加する場合、着用しての練習も必要です。
バイク
公道を走行するので、事故や転倒に気をつけて練習しましょう。
トライアスロンの初心者用講習会に参加することをおすすめします。
ラン
トライアスロンではスイム、バイクの後に始まります。体力を消費した状態で走ることになるので最初はゆっくりでもいいので、長めに走る習慣をつけましょう。